はじめまして、NITE公式Twitterの「中の人」です。先輩に言われ、noteに投稿しました!!
こんにちは。
独立行政法人製品評価技術基盤機構NITE(ナイト)広報室の「N」です。
実は、私、NITEのTwitterの「中の人」をやっています。
いきなりですが、皆様は、NITEがTwitter(NITE_JP)を運用していることをご存じでしょうか。
まだまだ知名度が低い組織なので、公式Twitterの存在も知られていないかもしれませんね。はたまた、この記事を読まれている方はNITEのTwitterのフォロワーの方が多いのでしょうか。
私「N」が担当するNITE公式Twitterについても、皆様にファンになって欲しく、今回はTwitterの裏話・苦労話や気づきについて、お話したいと思います。
NITEのTwitterについて
くらしや産業に役立つ情報をお届けしている、情報発信専用のアカウントです。2017年から運用しています。
発信している内容の例をいくつかご紹介します。
NITEでは毎月、その時期ならではの製品安全に関する注意喚起のためニュースリリースを公表しています。その際、その内容や関連する動画をTwitterで紹介することで、多くの方の目に留めていただけるようにしています。例えば、昨年2021年12月には、除雪機の事故に関するニュースリリースを公表しました。その際には、除雪機の事故を注意喚起するダイジェスト動画を掲載しました。短い時間で危険性が伝わるような衝撃的な動画であり、多くの反響を頂きました。
↓ 除雪機の事故 ダイジェスト動画 ↓
また、YouTubeに公開した動画の紹介や、NITE講座や業務説明会などのイベント情報の発信も行っています。
他のアカウントのツイートもリツイートしています。例えば、経済産業省製品事故対策室によるリコール情報。リコール製品と知らずに使用し続けて事故に遭ってしまわないように、一人でも多く知っていただくよう情報発信しています。
運用体制は、広報室の運用担当者である私が企画や文案を考えて、広報室長の承認を経てツイートしています。
ツイートの内容を考えるときは、トレンドや時季をふまえることを心がけています。最近の例では、暖房器具の事故の注意喚起をするにあたって、二十四節気のタグを使ってみました。
↓ #立春 のツイート ↓
実は同様の内容を、大雪、大寒、立春と3回に渡ってツイートしています。フォロワーの皆様はお気づきになりましたか?どれか一つでもご記憶に残っていれば嬉しいです。
担当になってから今まで
私が担当になったのは、昨年の8月のことでした。人事異動もあって広報室内で業務分担が変更になったのをきっかけに、「中の人」を拝命しました。
私はそもそもSNSで何かを発信するのは初めてでした。それまでプライベートでもTwitterをやったことがなかったので、まずは操作の仕方を覚えるところからでした。当初、「返信」と「引用ツイート」をどう使い分けるのかよく分からず、まごついたのを覚えています。
↓ 初めて私が発信したツイート ↓
初めのうちは前任者に助けてもらいながら、恐る恐るツイートを打っていました。
もしかしたら当時、勘の良いフォロワーの方は「あれ、中の人が代わった?」とお気づきになったかもしれませんね。
その頃に発信したツイートで印象に残っているのがこちらです。
↓ 電動車いすの踏切事故の注意喚起 ↓
ニュースなどで大きく取り上げられた事故もおきており、多くのリツイートをしていただきました。
また、私自身、人命に関わる情報発信に携わっているということを強く意識したきっかけでもありました。
最近のツイートの裏話
2月に発信したこちらのツイートには、裏話があります。
↓ せいあんちゃんねる動画(ヘアドライヤー)の紹介 ↓
このツイートの文面「ヘヤドライヤーを正しく収納できなかった奴らの末路・・・・」は、1年目の新人職員に案を出してもらったのです。
経緯ですが、まずはこちらの動画をご覧ください。
↓ せいあんちゃんねる(ヘアドライヤー) ↓
今年1月~2月にかけて、YouTuber先輩と一緒に私が1年目職員を対象にYouTubeやTwitterに関連した研修を実施しました。
この動画には、YouTube研修の一環として、1年目職員が出演しています。そのときに、この動画を告知するツイートの文案も、グループワークで考えてもらったのです。
いつもは過激な表現や、いわば煽るような表現は控えている私では、思いつかない“挑戦的な”文案だというのが、私の第一印象でした。
文体はいつもと違っても、製品事故を1件でも防ぎたい、一人でも多くの方に情報を届けたいという思いを込めたという1年目職員の真剣な説明を聞き、活かしてみました。
【🔥炎上注意🔥】として出したツイートが炎上しなくて“ホッと”したと同時に、たまにはこうした文体を変えたツイートも今後もやってみたいという気持ちが芽生えました。
今後について
NITEがnoteを始めたことで、こう思われた方もいるかもしれません。
「Twitterはやめちゃうの?」
「Twitterもやっているのに、noteもやるの?」
その疑問に答えていきます。
まず、Twitterもやめません。引き続き運用していきます。
Twitterに加えてnoteも運用する理由ですが、noteは、【分量のある記事を書ける】【分かりやすく伝えられる】【ストック型のSNS】だからです。
【分量のある記事を書ける】
Twitterには140字という文字数制限があります。そのため、要点だけ書いて「詳細はURL先へ」といった文面になりがちです。Twitterだとどうしても、この記事のような、まとまった分量の記事は書きづらいのです。
【分かりやすく伝えられる】
NITEの公式ホームページ( https://www.nite.go.jp/ )は、専門的なコンテンツが多く、書き方も堅いものになっています。noteでは、担当者が経験や思いを語ることで、NITEをより身近に感じていただきたいので、公式ホームページでの情報発信よりも柔らかい表現にしていきます。
【ストック型のSNS】
Twitterはタイムリーな情報発信に優れています。その反面、以前に発信した情報がすぐに流されていって見えなくなってしまうという弱点もあります。そこで、必要な情報を集積しておける、ストック型のSNSが必要だと考えました。noteはマガジン機能などもあり、以前に出した情報でも残りやすいので、これにうってつけだと思いました。
今後、Twitterやnote、さらにYouTubeや公式ホームページを組み合わせた、より効果的な情報発信をしていきたいと考えています。
よかったら、まずはTwitterアカウントのフォロー、お願いします!
以上、Nでした!